2017年3月29日水曜日

2017 チキチキVMX round1

さて、午後から150分耐久レースがいよいよ始まります。

今回ヒサヲもジーザスもスプリントレースはエントリーせず
この150分耐久1本に的を絞っての参加です。

交代要員も見守る中レーススタート。

午前中スタート前にプラグ被らせてリタイヤした大樹。
耐久では無事にスタートです。

と、思ってたら

んん?んんん⁉
走りに全く精彩がない。
何だ!?大学受験でそこまでヒヨったか?お前(笑)

たった4周で戻って来る。
「ク、クラッチがおかしい。何か全然踏ん張れない」
「オメーが体力衰えたんぢゃね?ちょっくら貸せ!」
そんな走れない程のコンディションじゃなかったろうよ、
と意気揚々と出撃してみたものの
路面が明らかに最悪になってきちょる。
でもって明らかにKEおかしい。パワー全然タイヤに伝わってない。
クラッチワークがほぼ出来ず、パワーないので轍(わだち)から脱せず。
目の前で転ばれるとそのライダーに再復帰してもらうまで
轍に嵌って全く動けん(苦笑)
だがあまりのバッドコンディションで転んだライダーが
起こすも何度も滑ってまた転んで繰り返して再復帰出来ない。
それどころか四つん這いになって挫折し始めた(笑)
「これはもう帰還した方が無難だな」と
田村親子のKE125はここで断念とする。
だがその後KEに悪夢が待っていた。

凄ぇ珍しい、ジーザスのマシンがトラブルでピットに。
どうやらキルスイッチが貧弱だったらしく
この雨でリークしてEg失火してる模様。
流石はジーザスなのだが
ジーザスはマシントラブルでのこういう事象だけはプライドが傷つくw

怒りに我を忘れたオームみたいになっちゃったジーザス、
コース上に機を捨ててレース終了。
「あ、そうだった俺今坊主だからブッダだった。
涅槃に行って来る」
さようならジーザス、もといブッダ。

ヒサヲ号、唯一何とか踏ん張る。
流石去年1UPした男は違う(笑)

まるで高原列車は行くよみたいな牧歌的な速度だが
それでも走ってるのはエライ(笑)

そして久々ダート走るおじちゃんと交代

「おじちゃん!後はお願いします!!ご武運を!!!」
「うむ」

「じゃ、いっちょ攻めてくるぜ♪」

だが我々はここで悟る。
時速10㎞そこそこでトコトコと進んでいくおじちゃん。
ブロックタイヤがみるみるバルーンタイヤになっていく。
「残念だがあの機はもう還らない。」
「全員、未帰還機に敬礼」
二度と戻っては来ないであろうおじちゃんは
モコモコの装備とタイヤで1コーナーへと消えていった。

そしてやっぱりというか案の定というか
僅か半周で撃墜されたw

諦めない魚肉クルー。
というかこうなる事予想していた魚肉クルー(笑)

必死。

メタボリックになっちゃったタイヤを必死でこそげ落とし

ええぇそこでかよ、ってコース上でライダー交代(笑)
主催のほーりーさんホントごめんなさい。

だがリスタートして10mでこんちゃん、
360度回転して転ぶ。。。。

もうね、この日は轍が変。
普通コースに沿って出来るもののはずなのに
この日は暴走したのか轍がコースの外へと誘導しちょる。
「これはなかなか」と思いながら走ってると
その轍に捕まってコースの外の竹藪へ。
「これはなかなか」と言いながら引っ張り出す。
阿鼻叫喚とはまさに此の事也(笑)

その後もちょいちょい走ってはみたものの

のっぴきならねぇ事象が起きて
ここでレースを終わらせることにした。
それはこの次に書きますw

ぐっだぐだのべっちょべちょのどろっどろの
とんでもないコンディションでしたが

それでも最後は笑って愉しんだ勝ち、
だと思いまする。




by:Mune